わたしの親友でソングライターだった
もっちー、こと持田裕子(ひろこ)さんの最期について
つづったブログ記事のことを、覚えていますか?
この記事を読んだ写真家の
なかうち佑海(ゆみ)さん。
(わたしのプチ・ギターレッスンを受けてくださり、
初めてのギター体験にご満悦の表情をとらえました♡)
彼女がわたしのブログ記事に
大変感銘を受けた、といって
素晴らしい写真作品を額装して
プレゼントしてくれました!
なかうちさんは、空と海の風景を
美しい色彩でとらえるカメラマンです。
最近では風景だけでなく
人々の表情も多く撮影されていて、
撮られた側は、いつ撮られたかに
全く気づかないほどさりげなく寄り添い、
「ええっ?!これ、いつ撮ったの?」
「わたしって、こんな表情(かお)するんだ〜?!嬉しい!」
と思わず声をもらしてしまうような
見事な表情をたくさん収めてくれています。
例えば、こんな!
この作品について
なかうちさんご本人いわく、
「あれは数年前、神戸で同い年の友人が
天国に旅立った時のものです。
お葬式は身内だけでされたので、
行かなかったのですが、
火葬の日がちょうど満月。
(何かの事情で遅れてぴったり満月の日に)
とってもスピリチュアルな子だったので、
満月のエネルギーに乗って
天国に帰るなんて、
彼女らしいなぁと思いながら
その夜の満月を撮ったら、
あんな風に撮れました。
みちるさんがお友達のことを
書かれていたので、
あの作品をお渡ししたくて。
その後、同じ写真は二度と撮れない、
私の中で大切な一枚です。
みちるさんの大切なお友達の魂も、
きっとあんな風に輝いて
天国に帰っていかれたのだと思います。
生前に彼女が縁を結んでくれた友人が、
今では一番の親友です。
みちるさんにもきっと
大きな宝物を残されていると思います。
そんなことを想って、
プレゼントさせてもらいました(*^_^*)」
とのことで、
全くその通り、もっちーはわたしにも
間違いなくとてつもなく
大きな宝物を残してくれました。
真実をつかみとりたい。
真実とは、自分にとってのそれであり、
自分が何か違う、と思うのなら、
いくら多くの人がそれがそうだと言ったとしても
それは真実ではありません。
そんなことを、身を持って教えてくれた人でした。
わたしは、かつて、多くの場合は恐れから、
おっかなびっくり人の顔色をうかがいながら生きてきました。
そこに、
「ねぇ、ちょっと、ほんとにそれでいいワケ〜?」
と切り込んでくれたのが、もっちーです(笑)。
ちなみにわたしは17歳の頃、
もっちー24歳の頃に出逢っています。
当時のツッパリのようなわたし(!)を
妹のようにかわいがってくれました。
「もっちーの作品ばかりを
とりあげたライブをやりたいよぉ」
と、生前、病床のもっちーに語ると、
「それは夢のような企画だねぇ♡」
と声を上げ、とても喜んでくれたんですよね。
いただいた写真は奇しくも、
もっちーのアルバム
THE WAY OF WATERのジャケットと
上の写真のように並べてみると、
写真とイラストでテイストこそ違えど、
驚くほど近しく、よく似てシンクロしています。
これに気づいた時、身震いしました。
実際になかうちさんからもらった写真は
ここにうつっているものよりも
2回りほど小さいサイズですが、
描かれているのは
まさに、存在性の静穏。
もっちーの魂を写し取ったような、
独特の美しさがあります。
縁あって贈られた、満月の写真とともに
お集まりの方々と彼女の名曲、
「言葉」を弾き語りでを共有しました。
素晴らしい経験でした。
なかうちさんの写真は、後日ウェブ上で展示・販売を予定しています。
詳細が決まりましたらお知らせしますので、楽しみにお待ちください!
ありがとうございます。
満ちる
笑 満ちる(えみ・みちる)
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