【本質に肉迫できない、本当の理由。】
突然、気づいてしまった。
「名前を知ってる」程度の知識にすぎないくせに、
他の人に関係性をちらつかせることで、誰かの気を引く.
つまり、普段の生活や会話の中でも
「そんな人ともつながっているのね」、とか、
オツな人名だとか、固有名詞をさらりと会話に忍ばせるこ
「なかなかやるな!」とか、「通」な人間だ、とにおわせ
自分をすごい人だと思わせたりすることに熱心になりすぎ
かえってつまらないことになってしまってたね。
「知ってる」から、「理解ってる(わかってる)」、
「理解ってる」から、相手のその素敵な特性を愛し、
「かけがえのないものだよ」、って心から噛みしめる。
そこにそうしていてくれて、本当にありがとう、
大好きだよ、って、
相手には聴こえないくらい小さな声でつぶやく。
そんな穏やかな親愛の情と
尊敬(リスペクト)を胸に抱いて、
その人となりにフォーカスしてみる。
一人の人間としてのストーリーを眺めてみる。
そうしたら、
その人が発しているコトバとか、
音とか、匂いとか、ムードとか、
伝えようとしてくれてる概念(コンセプト)も、
もっと、もっと、受け取れるよね!
好きな音楽。好きな本。
創り手の人生そのものに興味を持てば、
飛び込んでくる情報の質も、
受け取れる自分のキャパも自ずと上がってくる。
長いことギター弾きながら、
何十冊、何百冊ものギタリストの
インタビュー記事なんかに目を通しながら、
どういう訳か、人のことに興味なかった。
だから、
いざ、曲をコピーしようと向き合っても飽きるし、
人の言うことが右から左へ、
ただただ、通りすぎて何も残らなかった。
本質に肉迫し切れないから、
本当の意味で血肉にならない。
腑に落ちない。
だって、そもそも興味がないんだから。
でも、今は、違うよ。
その人のプレイはもとより、
その人の背景や、本質的なこと、素直に知りたいと思うん
人に興味が出て来たら、
人に敬意が沸き立つと、
スイスイ、コトバが、音が、飛び込んで来る!
当たり前のことかもしれないけど、
わたしはこれがわからなかったから、
スイスイわかる人に嫉妬して
一人で腹を立てては
なんで、なんで〜〜〜!?
って、地団駄踏んでおりました(笑)。
突然に気づかされたから、
ここに書いておきます。
おしまいっ!
笑 満ちる(えみ・みちる)
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